16AW ANEMONE 総柄スラントシャツ / Paul Harnden(ポールハーデン)

Slant Shirtは割と昔からあるポールハーデンの定番シャツ。
前立てが斜めにはいり、右裾にパッチポケットがつくのが特徴のノーカラーシャツです。

白や青など無地ももちろんありますが、こちらは珍しい総柄タイプのスラントシャツ。

サイズ表記はMなのでレディースなのですがメンズでも問題なく着用できます。(前立ても左前です)

タグは区分けでいうと一番最新のもの。濃緑のブランドタグにブレザーの裏地に使われる布帛地の品質タグ。

2015AWごろからこの組み合わせのタグに移行していますね。

総柄はポールではおなじみ、毎シーズン柄を変えてリリースされますが2016年秋冬はANEMONE(アネモネ)という柄。

ANEMONEは植物の方ではなくイソギンチャク(SEA ANEMONE)の意味。
深海の底の世界のような少しおどろおどろしい柄になっています。ポールの柄物は春夏は白を基調とした柄、秋冬は重たい色を基調とした柄が多いという傾向があります。

近年は春夏はボタニカル(植物)柄が多く、図鑑の挿絵からデザインを起こしているものが目立ちます。秋冬には2015年秋冬の「犬と少女」のように絵本のような世界観の柄もあり、毎シーズンの楽しみになっています。

このあたりの柄についてはまたいずれ本記事の方でも書きたいですね。

[追記]ポールハーデンの柄モノについてのコラム書きました。

https://darte.jp/paulharnden_print/