モスクワという名前からもわかるとおり、Norwegian Rainの中でももっとも厳しい環境下を想定して作られたモデル。
外側のシェルの防風防水性はそのままに、内側の保温性をものすごく高めたモデルとなっています。
裏地はウール90%ポリエステル10%キルティングライニング。
首元と胸、フード内側の一部分にはアイスランド製のシープスキンボアを使用。
フードの内側は部分的にボアを配することでムレすぎないように計算されています。
どうやらこのアウターで-25℃の環境下で5時間も過ごせるようですが、だからといって機能服然としすぎないシンプルなデザインに落とし込まれているところがNorwegian Rainの最大の特徴でしょう。
背面は深めのインバーテッドプリーツで運動量を確保。
プリーツ内に配されたロゴが動きの中でチラリと見える主張を抑えたデザイン。
ほんとうにデザインが上手です…
通常の襟とは別についた首まわりを守るスタンドカラーで立体的に首を包みます。
ここのデザインも凝ったディテールばかりな上にそれらをマクロで見てもバランスが取れています。
フードの内側に雨の侵入をふせぐパーツがついていて、スナップボタンで額に沿わせることが可能。
ボアのネックパーツの上にはストームフラップもつけられるので首元の防風防水性もバツグンです。
これほど高スペックのアウターながら、思ったより軽いのもポイントですね。
シェルのリサイクルポリエステル生地の重量がそこまでではないのと肩まわりの立体的なパターンニングが着たときに身体に面で接してくれることが大きいのだと思います。
ちなみにディレクターのAlexander Helle(アレキサンダーヘレ)もよくMOSCOWを着用していますね。
【商品詳細】
■ 状態 / Condition
[B]: 使用感が少ないアイテム
■ サイズ / Size : S
▷肩幅 / Shoulder : 44
▷身幅 / Bust : 49
▷着丈 / Length : 105
▷袖丈 / Sleeve: 66
(cm)
■ 素材 / Material
表地:ポリエステル100%(water proof)
取り外し部分:毛100%
襟部分:カシミヤ100%
レーヨン45%
中わた:毛88% ポリ乳酸12%
■ 色 / Color : カーキ
■ 参考定価 / Proper : 約200,000円
Norwegian Rain(ノルウェージャンレイン)のテーラリングと機能性の融合について